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たった10人で豪華なサウンド!!の秘密 エレクトーン編

「あいうえおんがくたいとは?」のページに書いてあるように、私たち〈あいうえおんがくたい〉のメンバーはわずか10人なので、様々な種類、音色の生楽器による豪華なサウンドをつくることは難しいです。少人数編成のバンドの楽譜も出版されているように、10人とも生の楽器で演奏しても合奏は成り立ちます。しかし私たちはそれでは何か物足りないと考え、迫力のあるサウンドを目指してエレクトーンを使ってカバーすることを思いつきました。

そこで、より原曲に近い、50人程度のサウンドを作るためにいろいろな工夫をしてきました。

 

 

その工夫のひとつがエレクトーンによるカバーです。

様々な音色を組み合わせることや同時に多くの音を演奏することができるエレクトーンで、〈あいうえおんがくたい〉に足りない楽器に焦点を当てたカバーをしながら、全体のサウンドをより良くするエレクトーンパートのアレンジを考えました。

試行錯誤を重ねながらたくさんの曲のアレンジを考えていくうちに、カバーの方法は次の3つに分類できました。

今まで演奏した曲の中で3曲あげました。

エレクトーンが入っている動画と入っていない動画を再生して聴き比べてみてください。

♪勇気100%
♪Dear Mr.Jones

ここまで動画を聴き比べてみて、エレクトーンがない場合とある場合の違いに気づきましたか?エレクトーンが入った途端に楽器の数が増え、低音の支えも強くなり、全体のサウンドが豪華になるように感じませんでしたか?たった一台のエレクトーンでこれだけ全体のサウンドに違いが感じられることこそ、〈あいうえおんがくたい〉においてエレクトーンが担っている役割で、とても大きな存在なのです。出したい音色をいくつか重ねて場面に合わせて自由に組み合わせることができるエレクトーン!これが、たった10人で豪華なサウンドの秘密のひとつです。〈あいうえおんがくたい〉にはエレクトーンはなくてはならない存在です。

 

 

 今回研究したエレクトーンアレンジは幼稚園や保育所、学校でも活かすことができるでしょう。

 幼稚園や保育所では鍵盤ハーモニカや打楽器など、小学校ではリコーダーや鍵盤ハーモニカなどで合奏に取り組むことが多いので、サウンドの限られた寂しい合奏になりがちです。

このような状況を解決するために、エレクトーンやシンセサイザーといった電子楽器を使うことをおすすめします。たくさんの音色に触れることで、アンサンブルの楽しさを味わったり、様々な楽器に対して興味を持ったりするきっかけになるのではないでしょうか。

 今回〈あいうえおんがくたい〉で使ったのはYAMAHA ELS02-Cですが、たとえば、Roland JUNO-DS61というシンセサイザーもエレクトーンと同じようにいろいろな音色が設定できたり、音色を組み合わせたりできるので足りない楽器をカバーできます。

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